11歳のハローワーク

昨日、娘の小学校で "11歳のハローワーク"参観に行ってきました。

5年生の4名の保護者の方が、子供たちに対して、ご自身のお仕事について話すという企画、

"HP作成会社""税務署にお勤め""レンズメーカーで働くお父さん"そして"助産師さん"。

""普段じっくり聞くこともない、お父さん、お母さんのお仕事 について

話を聞くことができる、子供たちにとっても刺激的でとても有意義な授業だと思いました。

 

というより、子供たち以上に熱心に聞き入って、感動してしまった私です。

 

4名の保護者の方それぞれ、わかりやすいパワーポイントの資料で、

クイズや体験できる内容を交えてお話されていました。

 

特に、今まで500人の赤ちゃんをその手で取り上げた、という助産師さんの

話にはジーンと感動しました。

お勤めの病院の分娩室での様子や赤ちゃん誕生からママの喜びの笑顔の様子まで

画像を交えてのお話。

夜勤やトラブルもあり大変なこともあるけれど、人の生命の誕生に関わるお仕事

でとても楽しいし、やりがいを感じている!というお話は、子供たちの

心にも響いたらしく、数名の娘のお友達は、

"将来助産師になりたい!"と言い始めたそうです。

 

ちなみに、我が家の娘は、感動はしたけれど、やりたいとは思わなかったそうですが・・・。

 

また、あるお父さんは、将来のために今できること!として

・将来やりたいことを見つける〜   それが見つかれば、どんな勉強をしたらいいか、早くから取り組み始めることができるよ。

 

・何を大切にして生きたいかしっかり考えること。〜家族、お金 などなど

 

・といっても、今すぐにやりたいことを見つけるのは難しいだろうから、

  今できることとして、

  "半年後、1年後の目標を立てて、それを実現するように  毎日頑張るように!"

 

  そんな、内容でまとめられていて(ちょっとうる覚えですが・・・)

 "いいこといわはるなぁ!"なんて、感心してしまった私です。

 

私も、パーソナルファイナンスの授業で、高校生や中学生に、

"お金や、働くことの大切さ"についてお話しする機会がありますが、

子どもたちの心を動かすような話がちゃんとできているのだろうか?

 

まだまだ、世の中のことを知らない子供たちにとって、

新しい職業の世界、自分の可能性を広げるような話に触れる機会は

とても大切で、それが、将来に大きな影響を与えるきっかけになるかもしれないということ、

それが、大人の自分であってもいくつになっても、人が頑張っている姿から

良い刺激とパワーがもらえること!!

 

改めて実感できた素敵な時間でした。